説明
アレキサンドライトは、耐久性が高く美しいという、宝石としてふさわしい性質を持っています。太陽光下での緑色から、電球等の白熱光下で赤や藤色、褐色にまでカラーチェンジするのが特徴です。
スリランカはアレキサンドライトキャッツアイの数少ない産地のひとつです。
アレキサンドライト自体が産出量の少ない希少石ですが、カラーチェンジとキャッツアイ、
2つの特殊効果を持つアレキサンドライトキャッツアイとなると産地が限られる為、更に希少になります。
このルースは、落ち着いた雰囲気のグリーンから褐色にカラーチェンジします。
キャッツアイ効果もバランスよく現れるとても透明感のあるルースです。
キャッツアイは、宝石の内部にある細やかなインクルージョンの密集が要因となる為、
このルースのような透明感のあるアレキサンドライトキャッツアイを探すのは、産地のスリランカでも極めて難しいです。
光がなくキャッツアイが現れていない時の透明感のあるクロムグリーンも類稀な美しさです。
光源によって色々な表情が楽しめます。
アレキサンドライトは、1830年にロシアのウラル山脈で発見され、当時の皇太子アレキサンダー2世に因んで「アレキサンドライト」と命名されました。
アレキサンドライトは「再生の石」と言われ、持ち主が何かに行き詰まったり、人生の方向転換を図りたいときに精神的な自立を助ける効果があり、状況の変化に柔軟に対応しながらも自分らしさを維持し、進むべき方向へと進むためのインスピレーションを与えてくれる導きの石とされています。
光源によってカラーチェンジすることから、二面性を象徴する鉱物といわれ、緑色の宝石の効用(精神的の安定やリラックス)と赤色の宝石の効用(行動力、情熱、活力)の二極のエネルギーを併せもっています。
そして、キャッツイは何千年も前からアジアで”悪魔の眼”から身を守る効果の高いものとして扱われてきました。 アレキサンドライトキャッツアイはアレキサンドライトの力に加え、更にキャッツアイが現れることにより、邪眼(心)から守ってくれる効果があるといわれています。