純金というのは金の純度が99.99%以上のもので、これを24Kとしています。
純金(24K)は柔らかく、崩れやすいのですが、他の金属と混ざりやすい性質をもっており、
他の金属で割ることにより耐摩耗性や強度、硬度を高めることができます。
なぜ『24』という表示になったのかというと、
最初に金を使い始めたシュメール人のメソポタミア文明では太陰暦などで数字を24分率で計算していたからだと言われいます。
同じころに一日を24時間と定めたことにも一致します。
純金を『24K』とするのは、
金と人間が、古くから結びつきがあったことの証明でもあると 思います。
24K(純金)ではなく、
18Kや14Kといった表示もよくあります 。
これは、純金と他の金属の配合比率です。
◆金の純度◆
•K24 (24金)
純金含有量99.9%の純金
•K18 (18金)
純金含有量75%の金・純金75%+その他の金属25%(銀6割、銅4割)で生成されています。
•K14 (14金)
純金含有量58.3%の金・純金58.3%+その他の金属41.7%(銀や銅、パラジウム)で生成されています。
•K10 (10金)
純金含有量41.6%の金・純金41.6%+その他の金属58.4%で生成されています。
•K9(9金)
純金含有量37.5%の金・純金37.5%+その他の金属62.5%で生成されています。
また、何を配合するかについては明確な規定がない為、 会社やメーカーによってはその他の金属を含むこともあるようです。
それぞれ必要量の金が入っていれば、残りの金属に何が含まれていてもK18やK10と呼ばれます。
安いニッケルを含んだ金製品を販売している場合も稀にあるので、ニッケルにアレルギーがある方は、安すぎる金製品や輸入物を買うのは注意した方がいいかもしれません。
※ニッケルはアレルギーが出やすいNo.1の金属でもあります。