ブルーサファイア

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サファイア (コランダム) / Sapphire (corundum)

和名 : 蒼玉、青玉(せいぎょく)
科学組成 : 酸化アルミニウム-Al2O3
結晶系 : 三方晶系
光沢 : ガラス状
硬度 : 9
比重 : 4.00
屈折率 : 1.76-1.77
複屈折量 : 0.008

ルビーと同じコランダムという(ダイヤモンドの次に硬い)鉱物の一種で、様々なカラーのサファイアが存在しますが、中でもブルーサファイアが最も有名です。

サファイアの語源はギリシャ語の「sapheiros (セフィロス)・青」に由来しています。

サファイアと人間との関わりの歴史は古く、

古代ペルシャの人々は「地球は巨大なサファイアの上で休んでいて、その反射で空が青い」と考えていました。

ある時代では、サファイアは「聖なる者」の意味を持ち、聖職者が身に付ける宝石でした。

そして、歴史的にどんな宝石よりも多く王族たちの冠を飾るために選ばれてきた宝石でもあります。

それはサファイアが放つ純粋な光が天と地をつなぐ橋を象徴し、限られた意識の状態にとじこめられているのを切り開くものを秘めていると考えられていたからです。

危害や嫉妬から身を守るための護符としての意味もありました。

サファイアは真実、誠実、正直さの象徴です。

中世貴族達の間では「愛の証」とされ、贈った恋人や夫が心変わりをすると、サファイアの色が変わって知らせてくれると云われていた為、エンゲージ・リングに好まれました。

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変わらぬ愛を誓う誠実の石で、持ち主に真実、献身と意志の強さを与えてくれます。
二人がサファイアを身に着ければ満ち足りた結婚生活を送れるとも言われていました。

医薬的特性を備えていると信じられ、眼病や伝染病の薬として、また解毒剤として使用されていた時代もあります。

ブルーサファイアは精神をリラックスさせ、集中させ、落ち着かせる効果があります。
雑念をとり除き、ネガティブなエネルギーを追い払います。

肉体、精神、スピリチュアルな次元を調和させ、体内のバランスを回復させます。

ブルーサファイアは、繁栄と成功のためのパワフルなエネルギーを引きつけ、インスピレーション、創造性、熟達への通路を開きます。

ブルーサファイアは、色によって親和性のあるチャクラが異なり、第5-7チャクラに対応します。
水色よりのものは喉の第5チャクラ、ブルーよりのものは眉間の第6チャクラ、紫よりのものは頭上の第7チャクラに呼応します。
チューニングを合わせることで、自分自身の真実を話し、その真実を現実にもたらすよう助けてくれます。

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サファイアは、人間が生きていく上で必要なエネルギーをサポートし、向上させるための基礎となる石のひとつです。

9月の誕生石でもあります。

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