サファイアが、ストレスなく育つと、両端が尖ったダブルポイント形(重六角錐)に結晶します。
サファイアは、地中でマグマが凝結したり液体が蒸発する課程で誕生するので、塊で産出されるか、
不揃いな形をしていることが多く、結晶で産出すること自体が世界の宝石産地の中でも大変珍しいことです。
通常のダブルポイント型結晶です。
結晶の形で産出したとしても、全ての結晶が宝石質ではないので、美しいカラーの結晶や透明感のある結晶は、中でもごく僅かです。
サファイアの結晶の形は、他に 樽型、重六角錐、六角錐や塊状、粒状で産出します。
サファイアの結晶構造
現地で「グラスボディー」と呼ばれる透明感があるものや、完璧な重六角錘のもの、美しいカラーのものは現地でもなかなか採掘されず、コレクションしている鉱山主や宝石商が多いので、非売品のものが多いです。
グラスボディーのダブルポイント結晶達
ブルーカラーの結晶もコレクション率が高く、入手困難なひとつです。
この結晶は地元宝石商から「買ってもいいけどその先売らないでほしい」と言われ、絶対売らない約束で手に入れた非加熱ブルーのダブルポイント結晶 9.55ct
ラトゥナプラの宝石商のコレクション
エヘリヤゴダの宝石商のコレクション
オッカンピティヤの宝石商のコレクション
バドゥッラ、エラヘラ産
カタラガマ産
こちらは、コロンボで宝石店も営む宝石好きの鉱山主のコレクション。
スリランカの宝石商達は、宝石や鉱物の、「みつける事が難しいから希少」という価値を経験で感じ、よく解っています。
サファイアの結晶を売らない宝石商が多いという事実は、数ある結晶の中でもこのダブルポイントの結晶がいかに希少で美しいかを物語っていると思います。
HousekiDealerでは、コレクションクラスやグラスボディーの素敵な色や形のスリランカ産サファイア結晶のみを厳選して、18Kのペンダントトップを作りました。
自然の素材を使用しているため、販売する機会や数量が限られています。
jewerellyコーナーにて取り扱っております。
SriLanka-kandyan family 19世紀頃
SriLanka-Gampola kandyan chiefs