ジュエリーの起源

美しくて、希少で、所有する人にとって意味を持つもの。

ジュエリーとは、外面を飾るためだけのものではなく、

自分のために身に着けるものです。

お気に入りのジュエリーを身につけると、なんとも嬉しい、頼もしい気分になります。

パワー増しという感じでしょうか。

世界中の古代遺跡からも、たくさんの宝石や貴金属の装身具が出土しています。

自らを飾る装身具は、時代と共に発達してきた文明のひとつでもあります。

昔から人類は、何かしら装身行為をしてきました。

この装身行為こそが、ジュエリーの起源だと思われます。

ジュエリーの起源説としては、

•護符説 (未知なるものから身を守るため)

•ホモ=ルーデンス説 (人間の本質的な「遊び心」)

•自己異説化説 (他人と区別、差別する)

•自己同化説 (同じものを身につけることでおきる共同意識)

などがあります。

入れ墨も、最も古い、ある意味でのジュエリーかもしれません。

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どの説にしても、

ジュエリーをつけることによって起きる精神的な変化があるのではないかと思います。